旬の野菜!西瓜!
なんと農水省の分基準ではメロンや苺とともに西瓜は野菜に
分類されるのだそうです。
私は、スイカが子供の頃から大好きで、子供の頃はよくカブトムシになりたいと
本気で願っていたものだ。だってスイカの上に乗って大好きな西瓜を食べられるから。(笑)
西瓜の由来は?
英語(えいご)ではウォーターメロンといい、水分(すいぶん)の多い瓜(うり)
という意味(いみ)です。江戸時代(えどじだい)には「水瓜(みずうり)」
とも書かれました。果肉(かにく)の水分が90%もあるジューシーな果物です。
現在(げんざい)、すいかは「西瓜(すいか)」と書きますが、
これは中国で西域(さいいき)から伝(つた)わった瓜の意味で、
シーグァの文字と読みがそのまま伝わり、名前がつけられました。(農林水産省HPより)
甘くて美味しい西瓜(すいか)の選び方は
スイカは収穫されるとその時点で成長が止まり追熟はしないので、
買う時点でしっかりと熟した甘いものを選ぶ必要があります。
近年は出荷元やスーパーなどでも糖度を測って表示している所が多いので
参考にすると良いでしょう。12度以上なら甘いスイカです。
13度以上なら間違いなく美味しいですよ。
ただし、あくまでも糖度についてです。熟しすぎの場合もあるので注意してください。
スイカは叩けば分かる!?
よく完熟したスイカは叩くとボンボン(BonBon)と澄んだ音で響きます。
これが未熟だとポンポン(PonPon)と高い音がします。
また熟しすぎている物は低い音ですが鈍く潰れたようなボタボタという音になります。
ツルの付け根がくぼんでいるもの
スイカは熟すとツルの付け根の部分が少しくぼみ、
その周りが盛り上がったような形になります。
その部分がへこんでおらず、まるい球状の表面に軸が出ている
ような物はまだ未熟なものなので避けてください。
ツルが付いている場合は、ツルが緑色の物にしましょう。
枯れている物は鮮度が落ちています。
スイカの模様とその表面がくっきりとして凹凸があるもの
一般的なスイカは薄い緑の表面に濃い緑の縦模様が入って
います。この模様がはっきりとしていて、
さらった時にかすかにへこみ、模様の無い部分が膨らんで
います。この凹凸がはっきりしているほど良く熟し甘味が
強いスイカの傾向があります。
お尻のへその部分が大き過ぎず、小さすぎないもの
お尻のへそは熟すにつれて大きくなります。
小さすぎるものはまだ未熟な可能性があります。
また、5円玉より大きい物は熟しすぎの可能性が高いです。
スイカの冷やし方
スイカは冷やし過ぎると甘味が半減し美味しくなくなってしまいます。
なので、食べる直前に冷やすようにしましょう。丸のままの場合は、
バケツや桶にスイカを入れ、スイカの上にタオルなどを被せて水道水を
垂らすようにします。井戸水があればなおよしです。
キャンプなどではよく川にスイカを浸けておいたりしますよね。
あれが一番美味しい食べ方です。スイカは8℃から10℃が最も美味しく
感じる温度だそうです。冷蔵庫に入れる場合も、
直前1時間ほど前に入れるようにしましょう。
全部食べられます
スイカはほとんど余すとこなく食べられます。
果肉はもちろんですが、通常捨てがちな皮の部分も、
昔から漬物にしたり、煮物にすれば食べられます。
煮物にすると冬瓜のような味、食感になります。
また、種は見たことがある人もいると思いますが、
炒って塩味が付けられた物はビールのつまみになります。
旬の食材百貨(旬の食材百科参照)