ただし、ホームページまたはLINEにてご予約の上、
お買い上げの場合 ▶︎ 198,000円(税込217,800円)以上
レンタルの場合 ▶︎ 128,000円(税込140,800円)以上
御成約の方が対象 ※他キャンペーンとの併用不可
人気の柄や最新の振袖を豊富に取り揃えています。厳選したコレクションの中から、お好きな色やスタイルからお好みの振袖をチェック!
気になる振袖が見つかったらお店で試着してみてください。試着だけのご来店も大歓迎ですので、お気軽にお問い合わせください。
振袖のご購入を検討されている方、レンタルをお考えの方やご家族の思い出の振袖で成人式を迎えたい方など、全てのお客様のご希望と
ご予算に合わせて最適なプランをご提案いたします。プランごとに嬉しい特典も多数ご用意しています。まずはご相談ください!
毎日暑い日が続いていますが、お元気にお過ごしでしょうか?
さて、今日の振袖のコラムは「成人式は親の子育て卒業式」というテーマです。
おそらくこのコラムをお読みになられる方々は、お嬢様よりもお母様や親御様が多いのではないでしょうか?そこで今回は成人式=親御様の子育ての卒業式というお話をさせて頂きます。
私たちは仕事上、毎年成人式の前撮り写真や成人式当日のお支度時に立ち会いますが、その時に親御様がお嬢様のお振袖姿を見て涙する場面をよく見かけます。
お嬢様のご誕生から毎日大変な思いをしながら、その成長をいつもそばで見守ってきた親御様からすれば、お嬢様が成人式を迎えられ、美しい振袖を身に纏った姿はさぞかし感無量だと想像できます。また、写真撮影が終わった後に、お嬢様から「今まで育ててくれてありがとう」という言葉を親御様に贈る姿は、毎年、多くの成人式を迎えられたお客様を送り出す私たちでも貰い泣きしてしまうほどです。
そう考えると、大人への第一歩を踏み出す成人式という区切りは、親御様にとっても子育てという関係から卒業する、「子育て卒業式」でもあるのではないかと思います。
きものを扱う私たちとしては、一生残る成人式の記念写真の1ページに、ぜひお母様もきものを着て、お嬢様の振袖姿とのツーショットを残して頂きたいと願っております。もちろん着付けなど、その時のお手伝いは喜んでさせて頂きます。
成人式は親子の記念日であり、大人への出発式と子育ての卒業式だと私たちは考え、一生の最高の思い出となるよう、責任を持って全力でサポートしたいと思っております。
どうぞお振袖や前撮り記念写真、そして成人式当日のお支度まで小林呉服店に是非お任せください!
お振袖の状況にもよりますが2〜3ヶ月かかることもありますので
遅くともご成人式の1年半〜2年前位には取り掛られることをお勧めしています。
もしお嬢様の寸法にお直しが必要な場合もお時間がかかりますし
前撮りをご成人式の年の前年に行うことが多いので それまでに準備を
調える必要があるため 早めに取り掛かることで 慌てることなく万全の体制で臨めるからです。
振袖二人
成人式当日は勿論 不明なことがある場合のことを踏まえて 家から少しでも近い場所にあるお店は
なにかと便利です。
お店に問い合わせて 相談に行く日を決めたら 当日はお嬢様もご一緒に 振袖一式と
小物(腰紐や、草履、バッグ、髪飾りなど 使えるかな?と思われるもの全て)を持って行きましょう。
お店では お嬢様のお支度を どんなふうにしたいのか お母様の思いをしっかり伝えて
沢山の提案を貰うようにしましょう。
勿論 お嬢様のご意向は大切です。ご本人がどうしたいのか お母様の振袖を
そのまま着るのか 帯や小物を変えてアレンジするのか、
或いは全く別の振袖を着たいのか いずれにしましても よく事前に打ち合わせをして
自分の思いを確立することは一番大切なことです。
また予め予算を伝えることも忘れずに。
基準になるものがあることで 絞り込みも容易になります。
また お店によって 前撮りや当日のお支度の対応が異なるので
慌てることのないように 成人式当日のヘアセットや着付けの段取りも
しっかり確認しておきましょう。
振袖のコーディネートを決めて 前撮り撮影会の申し込み手続きや
成人式当日のヘアセットや着付けの段取りなど 全てをしっかり準備して
安心して当日に臨む為にも 早めの点検 早めの相談をお勧めいたします。
きものには、四季があります。その原料は、通常正絹(シルク)です。そのシルクを作り出すのは蚕さんです。きものにも四季があるように蚕さんにも四季があります。春蚕(はるこ)・夏蚕(なつこ)・初秋蚕(しょしゅうこ)・晩秋蚕(ばんしゅうこ)で地域によっては晩晩秋蚕(ばんばんしゅうこ)、初冬蚕(しょとうこ)というのもあります。春蚕は、成長盛りのやわらかい桑の葉を食べて成長します。5月上旬からおよそ30日かけて繭作りをします。成長は潮の干満と関係がありおおよそ1ヶ月単位だそうです。春繭から作られた糸は、柔らかくかつ艶があり最高級とされています。6月中旬から7月中旬にかけて出来た繭が夏蚕の作ったものです。この時期の繭は脂肪分が多いので、少し硬い、帯の素材に適したものが出来るそうです。初秋蚕は7月末から8月末にかけて出来ますが、暑くて蚕が小さく当然繭も小さく規格外の蚕が多く、また途中で繭を作るのをやめたりする蚕も多いそうで、糸ではなく和紙のようなものを作り別の用途に使用するそうです。 |
|
晩秋蚕は8月末からおおよそ40日かけて10月上旬に繭を作ります。蚕自体が成長しやすい季節なので、桑の葉自体はもうかなり硬くなっていますが、春蚕の次に良質の糸が出来ます。糸に腰があって、手織り紬(代表的なものが結城紬)、特にいざり機(ばた)で織る糸に一番適しているそうです。ちなみに、いざり機とは、織り娘さんが自分の腰で経(た)て糸を引っ張りながら手織りをする一番古い型の織機です。今や、各地の珍しい伝統工芸的な紬類や高級な呉服以外は上記のような原料は使われず、海外からの輸入に頼っているというの事実ですが、このように、われわれの先祖は蚕さんと密接な関係を持ち、それ故に生糸をとても大切にし、布を織り、その布を一寸たりとも無駄にしないように直線裁ちを考え、きものの形としてきました。袖二枚、身頃二枚、衽(おくみ)二枚、衿二枚、八枚の布を縫い合わせるときものが出来ます。きものを解き八枚の布を縫い合わせると元の一枚になってしまいます。このように、私たちの先祖が大事に作り上げてきたきものには、ロマンが一杯なのです。こんなすばらしいきものをきものをぜひ着てみて下さい。 |